スタイリストデビュー1年目！トップスタイリストの目指し方をご紹介

スタイリストデビューするためには、3年ほどアシスタントとして下積みをする必要があります。スタイリストデビュー1年目は、ようやく念願のスタイリストになれ、希望に満ち溢れている時期です。しかし、1年目だからこそ抱える悩みもあります。ここでは、スタイリストデビュー1年目の仕事のやりがいや悩み、トップスタイリストの目指し方をご紹介しましょう。

1. スタイリストデビュー1年のやりがい

スタイリストデビュー1年目は、アシスタント時代にはできなかった業務も行えるようになるため、やりがいを感じられます。

1-1. カットができる

スタイリストデビューすると、お客様の髪をカットできるようになります。パーマやカラーなど、すべて一人で行えるようになるのです。仕事に対する責任は重くなりますが、その分やりがいを感じられるでしょう。

1-2. 指名してもらえる

スタイリストデビューすると、指名してもらえるようになります。接客や技術が認められ、指名されるのはスタイリストが最もやりがいを感じる瞬間の1つです。

1-3. 給料がアップする

スタイリストデビューすると、アシスタント時代よりも給料がアップします。責任のある仕事を任されるとともに、給料が上がることでさらにやりがいを感じられるでしょう。

2. スタイリストデビュー1年目が抱える悩み

スタイリストデビュー1年目は、一人前の美容師として仕事を任される反面、これまでになかった悩みを抱えることもあります。

2-1. 指名が増えない

指名が増えないことは、スタイリストデビュー1年目で抱えることが多い悩みです。しかし、指名が増えないことは、新米スタイリストだけが抱える問題ではありません。ベテランスタイリストでも、同じ悩みを抱えている方もいます。指名が増えないと落ち込むのではなく、一人ひとりのお客様を満足させることに専念し、技術力や接客力を上げるよう努力しましょう。

2-2. 担当させてもらえない

せっかくスタイリストになったのに、お客様を担当させてもらえないという悩みを抱えることもあります。通常、スタイリストデビュー1年目は優先的に新規のお客様を担当させてもらえることが多くなるものの、美容室によってシステムは違います。担当させてもらえるように、店長に働きかけると良いでしょう。それでも改善しない場合は、別の美容室に転職するという選択肢もあります。

2-3. 既存のお客様を失う

既存の指名なしのお客様を担当し、リピートしてもらえなくなったり、ほかのスタイリストを指名されたりするのも、スタイリストデビュー1年目が抱えがちな悩みです。しかし、誰にでも起こりうることであるため、クヨクヨせずに技術向上や接客スキルのアップに尽力することが大事です。

3. トップスタイリストになるには

スタイリストになったからといって、そのポジションに満足してはいけません。さらなる目標を設定し、トップリストを目指しましょう。トップスタイリストになるには、通常5年～10年ほどかかるとされています。トップスタイリストになるには、技術力・コミュニケーション能力・顧客数を伸ばすのがカギです。

3-1. 技術力

カットやカラー、パーマなどの基本的な技術やお客様の希望を叶える再現力が求められるのはもちろん、それに加え独自のセンスをプラスした施術が必要です。トップスタイリストの多くは、美容師の技術以外にも、ヘアメイクや着付けなどの技術を持ち合わせているのが一般的です。雑誌やテレビなどメディアの仕事を手掛ける人も多く、美容室以外のフィールドでも活躍できる技術を備える必要があります。

3-2. コミュニケーション力

トップスタイリストになるには、コミュニケーション力を高めることが大事です。トップスタイリストは、人当たりの良いのが特徴です。しっかりお客様の要望を聞き出したり、施術中に楽しく会話をできたりすると、好印象が与えられます。会話の引き出しを多く持ち、どのような話題にも対応できるのが理想です。技術力も大事ですが、コミュニケーション能力もトップスタイリストにとって大きな要素になります。

3-3. 顧客数

トップスタイリストになるには、美容室への貢献度も評価対象になります。スタイリスト歴が長くても、技術力が高くても、顧客を持っていなければトップスタイリストに昇格するのは難しいでしょう。指名してくれるお客様を増やし、売り上げを上げていくことがトップスタイリストへの近道になります。

4. まとめ