新卒で聞かれる質問は？美容師の面接対策やポイントをご紹介！

新卒で美容師の面接を受ける場合、就職の面接自体が初めてのことでしょう。対応の仕方がわからない方もいるでしょう。そのため面接対策をしっかり行い、本番に備える必要があります。とくに質問を想定して答えを用意しておくと、焦らず堂々とした振る舞いができます。ここでは美容師の面接対策やポイントについてご紹介しましょう。

1. 新卒の面接対策

美容師の採用試験では書類選考に通過した後、面接を経て採用される形が一般的です。採用されるためには、面接にパスしなければなりません。面接で好印象を与え、適切な受け答えをして採用を勝ち取るためには、次のポイントを押さえておく必要があります。

1-1. マナーをチェックする

面接では、第一印象が非常に大切です。美容師としての素質を見る前に、社会人としての素質が評価されます。そのため見た目で悪い印象を与えないよう、身だしなみやマナーに気を使うことが大事です。美容師の面接では、一般企業のようにリクルートスーツを着て挑む必要はありません。しかし露出度が高い洋服を着用したり、派手すぎるメイクをしたりするのは避けましょう。ネイルやアクセサリーも、控える方がよいでしょう。

1-2. 自己紹介のコツ

面接では、自己紹介をする時間のある場合がほとんどとなります。そのため自己紹介がスムーズにできるよう、練習しておく必要もあります。自己紹介は内容も大事ですが、話し方から人柄や雰囲気も判断されるのです。自己紹介のポイントは、美容学校でどのような勉強をしてきたか簡潔にまとめることです。長々と話したからといって、アピール力が高くなるわけではありません。

1-3. 自己PRは明確に

採用されるためには、この美容師で働きたいという熱意を見せることは大事です。ただしただ熱い気持ちを語るだけでは、自己PRになりません。自分の強みについて考え、どのような仕事を求めているのか把握しましょう。またどのようにサロンへ貢献できるのかを把握しておきましょう。面接官がどのような候補者を求めているのかを理解し、それに応じて話す内容を調整することも必要です。

2. 美容師の面接でよくある質問

新卒美容師の面接でよくある質問は、次の3つがあげられます。

2-1. どういった美容師になりたいか？

この質問は、求職者が美容師の仕事に対して明確な目標を定めているか知るためのものです。「雑誌やテレビなどのメディアで活躍する美容師になりたい」や、また「内面の美しさを引き出せる美容師になりたい」などあるでしょう。具体的な目標や、ビジョンを伝えましょう。

2-2. 美容学校では何を学んだか？

新卒の面接では、この質問は高い確率で出されます。どのようなことを学んだのか、具体的に伝えるようにしましょう。学んだことに加え、これまでに努力した経験がある場合は、それも交えて話すことが大事です。サロンはもともとの素質があるだけでなく、努力できる人材を探しています。エピソードを交えながらうまくアピールしていきましょう。　

2-3. どういった美容師が売れると思うのか？

どういった美容師が売れるのかという質問への、明確な答えはありません。多くのスタイリストが売れる美容師を目指し、その方法を模索しています。この質問には、自分なりの見解を伝えることが求められます。新卒の場合、実務経験のないため答えるのが難しいこともあるでしょう。ご自身が理想とする美容師像を伝え、そのような美容師が売れると思うという結論にも可能です。

3. 美容師の面接で注意すべきポイント

美容師の採用面接で注意すべきポイントは、次の3つになります。

3-1. 面接官の話に耳を傾ける

面接官の話には、しっかり耳を傾けましょう。美容師は、カウンセリングにおいてお客様の要望を聞き出すため、しっかり耳を傾ける力が求められます。面接官の話を聞くことで、傾聴力をアピールできます。聞いていることをアピールするために、体全体で大きめのリアクションを採るのがおすすめです。

3-2. 笑顔でハキハキと対応

暗い表情で面接に挑んでは、どれだけ実力があっても合格できません。ハキハキと笑顔で対応すれば、印象もよくなります。明るい印象を与えることが大事です。

3-3. 挨拶は大きな声で

美容師の面接は、美容院で行われます。面接官だけでなく、美容室で働いているスタッフとも顔を合わせるため、大きな声であいさつしましょう。面接は面接官とのやり取りだけが、大事なわけではありません。スタッフに挨拶したのかなど、面接以外のことも評価されるので気を付けましょう。

4. まとめ