2020年05月26日

ブックカバーチャレンジ5

お久しぶりです。嶋瀬です。

 

今回はブックカバーチャレンジとして対話形式でこの本を紹介させて頂きます。

 

 

 

本を読む前の自分「では、改めて質問します。この本を読めば自分は変われるのですね?」

 

本を読んだ後の自分「はい、自分は変われます。」

 

本を読む前の自分「理想論としてでは無く現実の話として、そう主張されているのですか?」

 

 

 

本を読んだ後の自分「もちろんです。」

 

 

 

本を読む前の自分「いいでしょう。では、議論に移る前にひとつ疑問をお聞きしても宜しいですか?」

 

本を読んだ後の自分「どうぞ。」

 

本を読む前の自分「僕は今まで哲学的な小説を読んだことがあまりありません。このような堅苦しい小説、僕に読みきれるのでしょうか?」

 

本を読んだ後の自分「読みきれます。この小説はアドラー心理学を対話形式でまとめた1冊です。

 

 

私はこの本を読む前タイトル『嫌われる勇気』に、

 

理想の為ならば嫌われても仕方がない。という事かな

 

と思っていましたが、そうではありませんでした。

 

 

『どうすれば、人は幸せに生きることができるか』

 

 

という哲学的な問に、きわめてシンプルかつ具体的な答えが提示してありました。

 

 

対話形式に哲人と青年の2人が話し合っているのを読むだけなので、なんら普通の小説と変わらず哲学、心理学初心者でも読みやすいですよ。………….

 

 

…….ちょうど、このブログの様に。」

 

 

本を読む前の自分「なるほど。それは僕でも気軽に読めそうですね。しかし本当にこの本を読めば『自分は変われる』のですか?」

 

 

本を読んだ後の自分「変われます。しかし最初は理解出来ない事も出てくるでしょうしかし、読んでいくうちに、

そういう事か

 

と価値観を壊される感覚が何度もやってくる。

 

そうすると自分の考え方が変わり、世界の見え方も変わってくるでしょう。」

 

 

 

本を読む前の自分「まだ、信じられません。具体的にお聞き出来ますか?」

 

本を読んだ後の自分「読む前の貴女にあまり内容は話せませんが、それは時に滑稽であり自分自身と重ね苦しくなります。

しかしどの話もとても腑に落ちる事ばかりなのです。

 

例えば、原因論と目的論です。

 

 

ある人が、貴方の新しい服にコーヒーをこぼしました。そうすると貴方はその人に怒鳴りつけました。

 

 

原因論ですと、怒りに駆られて大声を出した。

目的論ですと、大声を出すために怒った。

 

 

この本を読んでいる途中の自分は

原因論が正しいと思っていましたが、

 

読み終わった自分は目的論が正しいと思えるようになりました。」

 

本を読む前の自分「ありえない!どう考えても原因論が正しいでしょう!」

 

 

本を読んだ後の自分「まぁ本を読む前の自分には到底理解できないでしょう。

 

この話はこの本に出てきます。これを理解したければ、この本を読んでください。」

 

 

本を読む前の自分「でしたら僕は理解したくはありません!!!!!どう考えてもおかしいでしょう!!!!」

 

 

本を読んだ後の自分「まぁそれもいいでしょう、最後に一言だけ、、、ちょうどこの本の言葉(アドラー心理学の言葉)を借りましょう。

 

『我々は原因論の住人であり続けるかぎり、1歩も前に進めません。』28p

 

本を読む前の自分「……..」

 

本を読んだ後の自分「それでは時間です。次のブックカバーチャレンジは、『真木咲良さん』お願いします。」