お久しぶりです。嶋瀬です。
今回はブックカバーチャレンジとして対話形式でこの本を紹介させて頂きます。
本を読む前の自分「では、改めて質問します。この本を読めば自分は変われるのですね?」
本を読んだ後の自分「はい、自分は変われます。」
本を読む前の自分「理想論としてでは無く現実の話として、そう主張されているのですか?」
本を読んだ後の自分「もちろんです。」
本を読む前の自分「いいでしょう。では、議論に移る前にひとつ疑問をお聞きしても宜しいですか?」
本を読んだ後の自分「どうぞ。」
本を読む前の自分「僕は今まで哲学的な小説を読んだことがあまりありません。このような堅苦しい小説、僕に読みきれるのでしょうか?」
本を読んだ後の自分「読みきれます。この小説はアドラー心理学を対話形式でまとめた1冊です。
私はこの本を読む前タイトル『嫌われる勇気』に、
理想の為ならば嫌われても仕方がない。という事かな
と思っていましたが、そうではありませんでした。
『どうすれば、人は幸せに生きることができるか』
という哲学的な問に、きわめてシンプルかつ具体的な答えが提示してありました。
対話形式に哲人と青年の2人が話し合っているのを読むだけなので、なんら普通の小説と変わらず哲学、心理学初心者でも読みやすいですよ。………….
…….ちょうど、このブログの様に。」
本を読む前の自分「なるほど。それは僕でも気軽に読めそうですね。しかし本当にこの本を読めば『自分は変われる』のですか?」
本を読んだ後の自分「変われます。しかし最初は理解出来ない事も出てくるでしょうしかし、読んでいくうちに、
そういう事か
と価値観を壊される感覚が何度もやってくる。
そうすると自分の考え方が変わり、世界の見え方も変わってくるでしょう。」
本を読む前の自分「まだ、信じられません。具体的にお聞き出来ますか?」
本を読んだ後の自分「読む前の貴女にあまり内容は話せませんが、それは時に滑稽であり自分自身と重ね苦しくなります。
しかしどの話もとても腑に落ちる事ばかりなのです。
例えば、原因論と目的論です。
ある人が、貴方の新しい服にコーヒーをこぼしました。そうすると貴方はその人に怒鳴りつけました。
原因論ですと、怒りに駆られて大声を出した。
目的論ですと、大声を出すために怒った。
この本を読んでいる途中の自分は
原因論が正しいと思っていましたが、
読み終わった自分は目的論が正しいと思えるようになりました。」
本を読む前の自分「ありえない!どう考えても原因論が正しいでしょう!」
本を読んだ後の自分「まぁ本を読む前の自分には到底理解できないでしょう。
この話はこの本に出てきます。これを理解したければ、この本を読んでください。」
本を読む前の自分「でしたら僕は理解したくはありません!!!!!どう考えてもおかしいでしょう!!!!」
本を読んだ後の自分「まぁそれもいいでしょう、最後に一言だけ、、、ちょうどこの本の言葉(アドラー心理学の言葉)を借りましょう。
『我々は原因論の住人であり続けるかぎり、1歩も前に進めません。』28p
」
本を読む前の自分「……..」
本を読んだ後の自分「それでは時間です。次のブックカバーチャレンジは、『真木咲良さん』お願いします。」